Scosme開発クリニックのスタッフが回答!顔の赤みでお悩みの方へ、あなたの赤みは何が原因?
お肌の悩みというと乾燥や敏感肌、ニキビ、痒みなどさまざまありますが、その中でも少なくないのはお顔の赤み、赤ら顔についてのお悩みです。
状態は「お顔が赤い」の一言だけで共通するかもしれませんが、要因や疾患、病態、治療法は様々で一人ひとり異なる可能性があります!
○皮膚局所の病態・疾患としての赤ら顔
・アトピー性皮膚炎
・脂漏性皮膚炎
・酒さ(しゅさ)
・接触性皮膚炎
これらは病態として肌に赤みを起こしやすい疾患になり、改善のためには皮膚科での治療が推奨とされます!
○皮膚局所の生理的反応
・日焼け
・経年変化や長期日光暴露による顔面の毛細血管拡張
これらは特定の条件で万人に起こりうる生理的反応です。ひどくなる場合には専門的な治療を必要とすることもありますがスキンケアで対処できるものです。
○全身性疾患で,部分症状として顔面に赤ら顔,紅斑をきたす疾患
・膠原病
・甲状腺ホルモンの異常などのホルモン異常症
・ウイルス性発疹症等
顔の赤みの症状が全身性の疾患の診断契機になることもあります。長期間続く赤みは一度専門家に相談しましょう。
○全身の生理的変化に伴い,顔面に赤ら顔を呈する状態
・ホットフラッシュ
・精神的緊張に伴う顔面潮紅、赤面症
・食事による顔面発赤,味覚性発汗
ホルモンバランスや精神・神経興奮状態などの全身的な生理的変化に伴い、一部分状態として赤ら顔をきたすこともあります。
敏感肌、赤ら顔の方にお勧めなスキンケア
ニキビ、酒さなどの赤ら顔の方は油分が多く症状が発症しているため、一生懸命保湿しようと油分の多いスキンケア用品を使用するのではなく、セラミド配合の化粧品を選んでいただくことが推奨されています!
Sコスメは洗顔から保湿までの3S T E Pを行える3点セットをお求めやすい価格でご用意しております!
定期購入でさらにお買い得に!
○正しい洗顔・スキンケア方法の見直し
別のコラムでは正しい洗顔・スキンケア方法についてご説明しております。
ぜひそちらもご覧ください!
洗顔→https://shc-kyoto.com/column/2022/10/31/スキンケアコラム①「洗顔方法」/
スキンケア→https://shc-kyoto.com/column/2023/02/21/スキンケアコラム②「化粧水・美容液の正しい使/
○皮膚科専門医への相談
赤ら顔の症状にお悩みの方はまず最寄りの皮膚科専門医へご相談ください!適切な治療でしっかりと改善方法を探して行きましょう!
引用文献
山﨑研志 、赤ら顔と自然免疫 日本20香粧品学会誌 Vol. 40, No. 1, pp. 20–23(2016)